よく参照する本は、2冊用意して家と職場と両方に置きます。
書き込みが分散するのが不満ですが、まあ、これはしょうがないでしょう。車で通勤している人は、車に積んでおけば1冊で済むので、この欠点を回避できます。よく参照する本が車に積めないほどたくさんある人は別です。本を別に1冊買うことの環境負荷と、1冊分重くなった車を動かすための余分な燃料消費による環境負荷のどちらが深刻なのかはよくわかりません(後者は明らかに本の質量だけでは決まりません。前者もそう単純ではないでしょう)。
データ構造とアルゴリズムの本で、家と職場の両方に置いておきたい物といえばやはりコルメンでしょう。
Introduction to Algorithms by Thomas H. Cormen, Charles E. Leiserson, and Ronald L. Rivest(第2版)
日本語訳だと3分冊です(1,2巻は最近第2版の訳が出ました)。
実は私の手元には、原著も日本語訳もありません。というのは、この本がHTML形式で収録されたCDを持っているからです。重い本を持つ必要がなくなりますし、検索もしやすいのでおすすめです。ただし、週末の読書や勉強には書籍版のほうがいいでしょう。また、人間のパラパラ検索は実装されていないということもあって、「検索効率が高い」と断言することはできません。
『珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造 (単行本)』紙版がアマゾンで8000円ぐらいなのに対して電子版は70ドルぐらいです。これで十分な気もするのですが、このCDにはコルメンの他に以下の8冊が収録されているので、かなりお得な感じがします(ちなみに、このCDの存在はジョン・ベントリー『珠玉のプログラミング』で知りました)。
Data Structures: From Arrays to Priority Queues by Wayne Amsbury
Fundamentals of Data Structures by Ellis Horowitz and Sartaj Sahni
Reliable Data Structures in C by Thomas Plum
Data Structures and Algorithm Analysis in C by Mark Allen Weiss
Practical Data Structures in C++ by Bryan Flamig
Data Structures, Algorithms, and Program Style Using C by James F. Korsh and Leonard J. Garrett
Data Structures and Algorithms by Alfred V. Aho, John E. Hopcroft and Jeffrey D. Ullman(日本語訳:『データ構造とアルゴリズム』)
最後の1冊は『コンピュータの名著・古典100冊』にも収録されている名著です。
このCDにはこれらの書籍の他にも、Dr. Dobb's Journalに載った論文が収録されていて、こちらもなかなか面白いです。
追記:原著は
改訂第3版が出ました。



Information Retrieval: Data Structures & Algorithms edited by William B. Frakes and Ricardo Baeza-Yates
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