Googleがウェブページの順位付けに用いている指標の一つであるPageRank。最近ではその重要度が下がっていて、“Googe Pagerank is Dead!”などと言われたりもするのだが、アイディアはとてもシンプルで、(対象ページが少なければ)実際に計算するのも簡単なため、「ウェブページの順位付けと言えばまずPageRank」という状況はまだ当分続くだろう。(「Google検索アルゴリズムで生態系崩壊を予測」などという応用もある。)
PageRankについての概説と言ってまず思い出すのは「Google の秘密 - PageRank 徹底解説」だが、さらに徹底的に解説した書籍『Google PageRankの数理』が翻訳された。
数学的な細部も詳しく説明されていて便利なのだが、コーヒーブレイク的なコラムも充実していておもしろい。
たとえばGoogle Bomb。
実際にウェブページの順位付けをしようとすると、PageRankのような数学的に整理されたきれいなものだけでなく、いろいろと細かい調整をしなければならなくなる。Google Bombはその一例だろう(参考:ブッシュ大統領もひと安心? グーグルが無力化したネット上の「爆弾」)
『Google PageRankの数理』によれば、Googleは2004にはこの問題への対応を始めている(原書p.55)。不思議なことに、それからずいぶん時間が経っているにも拘わらず、MicrosoftのBingやYahoo! Japanは、現時点で、Google Bombのもっとも有名な例「miserable failure」にさえ対応できていない(Yahoo.comは大丈夫)。
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